古民家に、
あたらしい灯を。
Lighting a new torch in a century-old house
Story 01
宿を動かす、
宿を動かす、
裏側の仕事を。
川口建築がお引き受けしたのは、この宿が「営業として動きだす」ために欠かせない部分です。ゲストが使う台所の造作、建物じゅうの建具の建て付け直し、そして電気工事。表からは目立ちにくいけれど、宿を続けていくうえで土台になる仕事を担いました。
台所は、障子や柱の色みに寄り添う木で造作。長年の使用で動きの悪くなっていた古い戸や扉は、一枚ずつ建て付けを調整して、すっと開くように整えました。配線・照明・スイッチといった電気工事も、古民家の意匠を邪魔しないよう配慮しています。真新しい設備で空気を壊さず、必要なところにだけ手を入れる——それが今回の役割でした。
- ゲスト用の台所(キッチン)を、障子になじむ木で造作
- 建物全体の建具(古い戸・扉)の建て付けを調整し、開閉をスムーズに
- 宿の営業に必要な電気工事(配線・照明・スイッチ)を実施
- 古民家の意匠を損なわない、素材と色みの選定
- 開業目標から逆算した「必要なところだけ」の一部改修
Story 02
玄関は、
玄関は、
オーナー様の手で。
この宿の顔とも言える土間の玄関は、オーナー様がご自身の手で仕上げられたものです。飛び石を据え、足元に灯りを忍ばせ、床の間にパンパスグラスを活けて——訪れた人を迎えるこの世界観は、オーナー様自身がつくり上げました。手を動かした人の想いが、そのまま空気になっている場所です。
私たちが担ったのは、その想いが「宿」として動きだすための土台を、裏側で整えること。つくり手がオーナー様と職人の二人いるからこそ生まれた、温度のある一軒になりました。大きな決断を前にした方の、はじめの一歩に寄り添えたことをうれしく思います。
- 土間の玄関・飛び石・設えは、オーナー様ご自身の手仕事
- 太い梁・土壁・急勾配の階段など、建物本来の趣はそのまま
- オーナー様と職人、それぞれの持ち場を活かした協働
- 「表の世界観はご自身で、裏の実務はプロに」という役割分担
- 開業という目標に、二人三脚で伴走
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